ワンガリ・マータイ女史の死を悼む

地球憲章審議会とマータイ女史(2005年)

地球憲章委員会委員及びノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)女史が、9月25日に亡くなった。

ケニア生まれのマータイさんは、米国で生物学を勉強し、ナイロビ大で生物学の博士号を所得した。その後、1977年にNGO(非政府組織)「グリーンベルト運動」を設立した。この運動は、環境保護、住民の生活向上、女性の権利や地位向上などを目指し、アフリカ各地に広がった。2002年には国会議員、03年に環境副大臣も務め、そして04年にノーベル平和賞を受賞した。 マータイさんは人間社会と自然が共存共生できる環境づくりを目指し、地球憲章の価値観そのものにそった人生を送った。 平和、環境保護と民主主義を結びつける彼女の活動は世界中に影響を及ぼした。地球憲章イニシアティブにも大きな貢献をした。