「地球憲章」とは

「地球憲章」(Earth Charter)とは、持続可能な未来のための価値や原則を明らかにしたものです。地球環境問題が課題になり始め、貧困、人権などが国際社会の共通のテーマとなった20年ほど前から、こうした人類共通の地球的な課題に対応するには、条約や国際機関の整備などだけでなく、人々の意識や行動そのものが変革されることが必要であるということから、そのための行動規範の制定が求められてきました。そこで世界のさまざまな地域、分野の有識者が集まって草案が検討され、2000年に決定されたのが「地球憲章」です。

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「地球憲章」は、大きく4つのパートから成り立っています。すなわち、1. 生命共同体への敬意と配慮、 2. 生態系の保全、 3. 公正な社会と経済、 4. 民主主義、非暴力と平和、です。そして、それぞれの中に、全部で16項目にわたる持続可能な未来のための価値や原則が盛り込まれています。

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「地球憲章」が2000年に決定されて以降、世界のさまざまな地域で、教育、地域活動、自治体行政などに「地球憲章」が活用されています。

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