地域

地球憲章地域サミットは、毎年10月にアメリカ各地で開かれている、地球憲章を広めて共有するための地域ギャザリングです。サミットは2001年より始まり、現在では多い年で50箇所の地域で開催され、現在までに5万人ほどの参加者を集めています。サミットでは、「地球憲章」を良く知る人のスピーチや、「地球憲章」を地域や企業でどう活用していけるかなどのディスカッションなどの他、ほとんどの地域で、音楽やアートのセッションもあります。

サミットの成果として、シアトル、フィラデルフィア、バークレーなどの自治体が「地球憲章」を採択したこと、3歳から15歳までの子供たちが参加するアース・スカウトが組織されたこと、「地球憲章」に関する歌を歌ったCDが販売されたことなどが挙げられます。

オーストラリア、ジュンダラップジュンダラップ市は人口16万人、オーストラリア西部で二番目に大きな市です。この市では、自然環境や社会に配慮し、経済的にも存続可能な地域作りを目的として、市の戦略計画を練るプロセスの一部に「地球憲章」を利用することを決定し、2001年から実施しています。

具体的には、まず市の政策と「地球憲章」を見比べましたが、その結果、市の政策からは、「地球憲章」の9章(貧困の根絶)と16章(寛容、非暴力、平和の文化の促進)の二項目が抜け落ちていることが判明。そこで市の政策にも、これらの項目を盛り込みました。また「地球憲章」は、プロセスに関わった市の職員に対して、環境、社会、経済の三つの柱を包括的に考えるきっかけを与え、組織内でもマインドセットを根本から変えるきっかけになったのです。